This Category : イスラーム

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ダルバール

2006.07.07 *Fri
今日は七夕。
私たちは朝のお祈りの後、ムルターンから来ている義父の妹とその子どもたちと一緒に、ダータ・ガンジ・バクシュ・ハジュベリ廟に行ってきました。
きのう夫から送られてきたありがたいお金で義母がハルワ(刻んだココナッツやアーモンドの入った甘い食べものです)を作り、60枚のナンも用意しました。
「ダータ・ガンジ・バクシュ」とは「与える人」という意味で、11世紀の聖人が貧しい人びとに常に施しを行っていたことに由来しているといいいます。
今でもその伝統が受け継がれ、貧しい人びとのための救済が施されていて、ダルバールに沿った通りには施しのためのゴハンを作る店がずらりと並んでいます。
義母が決して充分とはいえないお金の中から、人さまに施しをしようとする気持ちはすばらしいなぁと思う一方、夫が時々言っていた「イスラームでは、お金があるのに出し惜しみする人が一番恥ずかしいんだよ」という言葉を思い出し、義母の行動に納得した私なのでした。

私たちが喜捨をするため中に入り、ハルワとナンを抱えてうろうろしていると、1人のあばあさんが声をかけてきました。
「誰かが、私が代わりに貧しい人たちに渡しておくから・・・なんて言っても絶対渡したらダメだよ、あの人たちは自分で食べてしまうんだから」
こういう人たちがいることは、本当に悲しいことです。
そして同時に、彼らは何のためにダルバールに来ているのかと思ってしまうのです。

夫の知り合いの中に、とっても打算的な人がいます。
彼の打算は女の私にとってはかなり受け入れがたい種類のものです。
彼はお金を持っていそうな女性ばかりに結婚を申し込み、ついにイギリスに住む3人の子を持つパキスタン人女性と結婚しました。
彼女との間に1児をもうけたのにも関わらず、結局彼女の収入ではイギリスのビザが下りずに離婚してしまいました。
そしてつい最近別の女性と結婚し、彼女の父親がアメリカにいるとかで、そのつてで間もなくアメリカのビザが下りるだろうということらしいのですが・・・。
彼は一日5回の礼拝を欠かさない人で、多分狙った女性と結婚できますように、とかイギリスのビザが下りますように、とかドゥアー(何か具体的にお願い事があるときにするお祈りです)もしてきたのでしょう。
客観的に見ていい気持ちのするものではありませんが、彼はそれには気づかず、神さまが自分の願いを聞き入れてくださった、と思っているのでしょう。

ダルバールに出没するという親切ぶって食べ物を騙し取るひと、夫の知り合い、こういう人たちを見ていると宗教の意味って何だろう、という疑問が頭をもたげてくるのです。
イスラーム教徒だからもっとできた人間でないとダメだとか、そういうことを言いたいのではないのです。
どこの国のどんな宗教の人であっても、殺人や窃盗、さまざまな悪いことをする人はいます。
けれど神さまを信じているからには、自分の言動が人として恥ずかしくないものなのか、自分のする言動が神さまに対しても胸をはれるようなものなのか、立ち止まって考える余裕をもってほしいと思うのです。

でも、彼らは自分の言動が恥ずかしいものと思わないからやるんですよね・・・。
なんだか分からなくなってきました・・・。
P1010063.jpg

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ようやく始めました

2006.06.03 *Sat
先週から、先生のところに通っている。
主人も義妹も、この先生からコーランを習った。
コーランを読む前段階として、まずアラビア語を覚えなくてはならない。それを基礎の基礎から教えてくれるのだ。

恥ずかしながら私は、結婚5年目になるというのにお祈りもできない。
もちろん肌を見せるような服は着ないし、豚肉由来のもの、ハラールでないものは食べない。
ムスリマとしてしてはいけない基本的なことは守っているのだけれど、つまりはペーパームスリマなのだ。
主人も家族のみんなも、決して押し付けようとしない。
それなのに、ただのへ理屈なのかもしれないのだけれど、私的に納得できないことが多々あって、コーランを勉強したり,お祈りを覚えようという気にならなかったのだ。

実は今もそういった気持ちは解消した訳ではないのだけれど、以前から、ウルドゥー語を読めるようになれたらもっと楽しいだろうなと思っていた。
ウルドゥー語はヒンディー系の発音がいくつか加わるので、アラビア語より文字数が多いけれど、基本的にはよく似ている。
だから、アラビア語を毎日通って覚えることで、ウルドゥー語も覚えやすくなるだろう、と思ったのだ。
不純な動機だなぁ・・・。
だけど、自分から何かを始めることで、自然にお祈りなどをする気持ちになるかな、と考えたのも本当だ。

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りむしゃ

Author:りむしゃ
パキスタンのラホールにて子育て中です。
私生活は不安がいっぱいですが、こちらでの生活を自分なりに楽しみたいと思っています。
※現在日本にいるので、お休み中です。



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